マブラヴオルタネイティヴクロニクルズ01

Muv-Luv Alternative Chronicles 01
メーカー:âge
 アージュ久しぶりの新作にして『マブラヴ』シリーズ最新作。なお、ゲーム化がアナウンスされていた『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』とは別物で、また「01」とタイトルにあるようにシリーズとしての定期的なリリースが予定されている。
 『マブラヴ』「UNLIMITED」編でヒロインが地球を脱出した以降の人類の戦いを描く『マブラヴ アンリミテッド ザ・デイアフター』第1回をメインコンテンツに、二次創作を原作とするイベント販売されたAVGに音声などを追加した『チキン・ダイバーズ』『レイン・ダンサーズ』などを収録している。

 前作『マブラヴ オルタネイティヴ』も前々作『マブラヴ』をプレイしていない者には完全に楽しめない初心者お断りのゲームであったが、今作はそれに増して初心者お断りな、言い換えるとファン御用達のゲームになっている。また、ゲームとしてのボリュームが3作品(+1)足しても7時間弱でプレイ終了と、ファンディスクのコンテンツだった『かがやく時空の消えぬ間に』よりも短く、かなり価格に比して控えめになっている。この点でもファン専用の作品だと言えるだろう。

 『ザ・デイアフター』はメインコンテンツで、『オルタネイティヴ』がシナリオ的にはほぼ完全に収束している以上話の広げ方としては斬新な切り口ではあるが、作品としてはかなり序章という印象を受ける(ゲーム中でも「episode00」という表記をされている)。それ故、なんというか消化不良的なもやもやが残るのは否めないところだ。残りの2作は本当にショートストーリーで、『オルタネイティヴ』世界での無名の人々にスポットライトを当てた内容であるため、プレイ感覚は(内容はともかくとして)非常に軽い。
 総じて、ファンディスクともいえるような内容は、ディスクマガジン形式のソフトの少ない昨今は余計に、評価の分かれるところだ。

 それから隠しコンテンツでありこのソフトが18禁である必要性を一身に担っている『○○○○○○○○』だが、『オルタネイティヴ』で純夏が受けていたことを逆に行う内容で、おふざけとはいえ少々悪趣味な印象を受けた。蛇足といえば蛇足だったように思う。

 マブラヴ
 マブラヴ オルタネイティブ
 かがやく時空の消えぬ間に
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by buisochan | 2010-08-13 13:12 | Windows  

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