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メーカー:テクノソフト
 80年代前半、パソコン、いや当時の呼び方に倣ってマイコンは、ごく一部のマニアの趣味だった。プログラムを作るもの、それを雑誌の掲載などから入力するもの、それを頂いてプレイだけをするもの(当時LOAD(読み込み)とRUN(実行)しかコマンドを利用しないので「ロードランナー」という蔑称があった)、その三者に大きく分かれていた。
 そして次の80年代後半から90年代前半にかけて、市販ソフトが多く発売され、多くのマイコンはゲーム機と化した。しかしゲーム機の中心はファミコンなどコンシューマー機であり、だんだんとゲーマーの層も代わっていった。

 しかし、当時プログラムを作るものだった人たちは、プログラムを作り続けた。現在でも開発言語としてアセンブラ、C++、VisualBASIC、HSPなどの開発言語には当初からの伝統が現代向けに変化しながらも残った。

 87年発売のこのゲームは、そんな時代の中に生まれたゲームである。戦車の行動プログラムをBASICライクな言語でプレイヤー自らが記述し、COMや他の行動プログラムと対戦するというものだ。
 当然のように、当時のプログラマー・プログラマー予備軍には熱い支持を受けた。しかしユーザーの中ではごく少数派であり、残りのプレイヤーには訳がわからないだけだった。その為か、このゲームはX1turboを除く他の機種には移植されなかった。

 登場するのが遅すぎた、または早すぎた作品だ。
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by buisochan | 2005-12-16 13:14 | PC-8801/mkII/SR/FH  

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