ぎゃくてんさいばんぴーしー

逆転裁判PC
メーカー:カプコン/ソースネクスト/KID
 …と思っていたら暮れにPC版がソースネクストから発売されていた。筆者は『逆転裁判EZ』の今後終了までにかかる期間と課金額を吟味して、結局こっちに乗り換えた。一応クリアして、面白さには満足している。
 ただこのゲーム、GBAのエミュレータの上に載っているだけのようで、なんだかもっさりしてるし(『EZ』のほうが軽いぐらいだ)画面はよくバグるし標準画面は小さいし(GBAの原寸)、拡大すると液晶モニタではえらく見にくくなるしで、製品としての出来はさほどよくない気もする。でもこの時期でこの価格ならこんなもんかな、という気も。

 ところで『EZ』の時に書き忘れた余談。
 日本ではあまり馴染みのない法廷ものを手軽なAVGに持ち込んだ作品として、この『逆転裁判』の功績は大きい。でも実は欧米では陪審制度がある関係もあり、映画やドラマで裁判ものはわりとポピュラーで(でもゲームではどうか知らない)、「12人の怒れる男」(1957)などが有名だ。(さらに余談だが、この映画をオマージュとした日本映画に、三谷幸喜脚本の「12人の優しい日本人」(1991)というコメディ映画がある。これはレンタルビデオ屋にもよくあり「怒れる男」と並んでお勧め。あとついでに今調べたら、舞台版を去年の暮れから上演している模様)
 …少々脱線したが、そういう中でもっともこの『逆転裁判』に近いテイストを持つのが、「弁護士ペリー・メイスン」(1959)「新・弁護士ペリー・メイスン」(1985~87)のTVシリーズだ。これはE.S.ガードナー原作の名作ミステリーをTVドラマ化したもので、ガードナー自身も監修している。旧作新作ともに主役のペリー・メイスン役はレイモンド・バー(※)。秘書のデラ・ストリート(こちらも両方ともバーバラ・ヘイル)、助手で調査担当のポール・ドレイク(ウィリアム・カット)、「新」ではその息子として助手を継いだポール・ドレイク・Jr.(ウィリアム・ホッパー、カットとの関係は不明)などとともに依頼者が巻き込まれた謎を解き明かしていく。スタイルは『逆転裁判』と全く同じで、実地調査・法廷を繰り返し、真犯人を暴き出すことで依頼者の無実を証明する、というもの。
 残念ながら日本版DVDは出ていないようなので(VHSビデオは旧作4本新作2本出ているが絶版)、NHKBSやスカパーなどでごくたま~~にやるのをチェックしておくといいかもしれない。

※往年の名優なのだが、1985年版「ゴジラ」・US版「ゴジラ」と評判の悪いゴジラ映画双方になぜか出演しており、特にUS版の際にはラジー賞(ゴールデンラズベリー賞、その年のワーストな映画に対して送られる裏アカデミー賞)助演男優賞も受賞してしまっている。(´・∀・`)

逆転裁判EZ
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by buisochan | 2006-01-22 04:29 | Windows  

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