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ファンタジーアースゼロ

FANTASY EARTH ZERO ← FANTASY EARTH THE RiNG of DoMiNioN
メーカー:ゲームポット/スクウェアエニックス/マルチターム→NHN Japan(吸収)→フェニックスソフト(開発移管)
 『JUNKMETAL』に続く、戦争を主にした国産のMMOACG。
 (MMORPGの体裁をとっているが、運営は「MMORPGではない」と公言している。また、戦場をひとつのルームと考える大規模なMOだ、という説もある。なおRTS(Real Time Strategy)としての要素も少なからず存在する。蛇足ながら、『JUNKMETAL』もMMOACGでなくFPS(First Person Shootinggame)だという説があり、同様に『FEZ』もTPS(Third Person Shootinggame)だという意見もある)

 アクション性は『ファンタシースターオンライン』並かそれ以上、狩りも少々単調でMOB(モンスター)のアルゴリズムが変ながらもこれも最近の韓国製ゲームよりは数段マシ、と期待のかかる作品。しかしβ1~β3、さらにその中でのアップデートで度々別ゲーと化しており、正式運用に期待と不安が入り混じるタイトルだ(※1)。なお制作のマルチタームはMPSという多人数プレイのライブラリの開発会社でもあり(『ときめきメモリアルONLINE』などが使用)、体力的にどうなのかという心配もちょっぴりある。
 ゲームの話に戻るが、キャラクターのポリゴン数は最近の3Dゲームにしては少ない。しかしそれにより(多少要求スペックが高めになるが)処理落ちや同期ずれも少ない(※2)50vs50の大規模な戦争を可能にしている。
 スクウェアエニックス…というかスクウェアの『PlayOnline』というプラットホームの上で動く唯一のPC専用ゲームとなるが、PS3あたりでのコンシューマー移植を考えているのかもしれない。

 ちなみに、サブタイトルが大文字小文字入り乱れているが、多分これはログインなんかと同じデザイン上の関係だと思われる。
 なお音楽担当は、崎元仁氏と岩田匡治氏の黄金コンビ。

※1:正式運用が開始されて1ヶ月が過ぎたが、ほぼβ3の内容のまま、レベルキャップを40に引き上げられたぐらいだった。(あと売ってる装備の能力・色がちょこちょこ変わった)

※2:「Waiting...」が延々と表示され続ける俗称「羽オンライン」、同期のずれ、足踏み状態で進めなくなる「足踏みオンライン」など、製品版になってβより悪化した。とくに同期のずれは偏差攻撃をしなければならないソーサラー(ウォリアー・スカウトは範囲攻撃の強力なのが一応ある)には致命的。なおこのラグは昼夜問わず発生し、また同じMPS(マルチタームの開発したMMOシステム、"Mass Player System"の略)使用の『ときめきメモリアルONLINE』(Win、コナミ)でも同様に同期のずれが発生している(こちらの場合はリアルタイム要素皆無なのでさほど問題にはならない)ことを併せると、MPS固有の問題だと思われる。

-------------ここまで2006/03/26--------------

 現在では、強い国・弱い国がはっきりと分かれてしまい(ゲーム画面が一切載っていないパッケージ、1人だけやたら大きく取り上げられているホルデイン女王ワドリーデ(初心者はこれを見てホルデインを選択することが多い)、弱い国ではひたすら敗戦に耐え、敗戦すると勝利の時よりはるかに少ない経験値しかもらえないため、伸び悩む経験値でレベルを上げていかねばならず、それに耐え切れなくなったユーザーが別の国に移住してしまう(キャラクターは作り直しか、セカンドとして別の国に作る)ため、非常に不均衡な状態になってしまった。打開策として一発逆転が可能な召還獣「キマイラ」が実装されたが、これも戦場の人数が均衡していてこそ有効に働くので(護衛が大量に必要)、人数負けしている弱い国にはあまり効果がない。
 そのあたりもあってユーザー数は減少傾向にあり、ついにスクウェアエニックスは運営をゲームポットに譲渡し、アイテム課金制に移行する、という前代未聞の事態となってしまった。『パンヤ』運営でアイテム課金のツボを心得て――心得すぎて――いるゲームポットの手腕が注目されるが、無料ゲーム大好きなライトユーザーが大量に流入すると思われるため、現在のプレイヤーたちは不安な日々を送りつつ、今日も戦争に励んでいる。

--------------ここまで2006/09/01-------------

 ついに移管まで2週間を切った。新しい公式サイトも用意され、またスクウェアエニックスのサービス期間と被る形で先行クローズβを10/23より募集するようだ。

 なお、スクウェアエニックスのほうのゲーム運営はというと、期間限定イベントとして、ドラゴンの召還条件を優勢劣勢関係なく死亡時一定確率で変身、各軍で同時に存在できる数も5体ずつ、ということになった。これが恐ろしくバランスを変え、いかに先にドラゴンを5匹揃えるか(=運)が最大の勝利の鍵となり、ジャイアントとレイスの価値をほぼ無くしてしまった。これはジャイアントがオベリスクを破壊するよりもドラゴンが2匹で破壊するほうが速い上リスクがなく(ジャイアントは歩兵やナイトに滅法弱いがドラゴンは空中に逃げればよい為)、レイスはドラゴンのブレスで死にやすい上に真っ先にゲート(召還用の再建できない建造物)をドラゴンに破壊されるためである。
 非常に大味になってしまったため、プチ引退組もちらほら出ている。イベントとはいえこれが1週間も続くのはさすがに…。もっとも、筆者は結構楽しんでいる。ドラゴンに変身できたことはまだないが。※
※その後10回以上変身し、すっかりドラゴンに慣れてしまった。また、後にこの1週間は「火の七日間」と呼称されるようになった。(2007/10/26)

------------ここまで2006/10/20------------

 その後開発であるマルチタームがNHN(『ハンゲーム』の運営元)に吸収されたり、またハンゲーム独自の運営を開始したり(その為公式SNSにはハンゲームサーバはログインできず、また一部イベントをスルーされたりもしている)、なんやらたくさんあったものの、2007年最も支持されたオンラインゲームを選出する「WebMoney Award 2007」でグランプリを獲得するなど、着実にプレイヤー数を伸ばしている。大規模なアップデートもおおよそ1~2ヶ月に一度行われるなど、すっかりゲームとして安定したようだ。
 筆者もRODβから数えるとプレイ暦が3年目にもなった。さすがに食傷気味な部分もないではないが、対人ゲームの楽しさは依然健在である。あまりのめりこむゲームでもないので、いい感じにネトゲをプレイできている気がする昨今だ。
 (ちなみに昨日、開発の移管が発表された。もっともよそ者の手に渡るというわけでもなく、また元マルチタームの開発力が絶賛できるほどでもなかったので(笑)、とくに問題はなさそうだ。)

------------ここまで2008/06/28------------

 開発移管後しばらくはせいぜい「課金装備のデザインひでー」というような不満が出るぐらいだったが、2009/03/30の新職「フェンサー」実装あたりから、ゲームバランスの崩壊及び修正能力の欠如が顕著になり、それはその後の「大剣」実装、新職「セスタス」実装、「銃」実装、「魔導具」実装…とどんどん酷くなり、ゲームのプレイ状況もラグが酷くなったりクライアントが突然落ちたりするようになり、かつて「神運営」と言われたこのゲームは見る影もなくなった。そんな中で2010/03/14、ゲームポット元社員(他のMMORPGの運営幹部)による運営体制の酷さが暴露され、あわてて運営が否定するも今度は3/15にマルチターム元開発の暴露が行われ、前者はゲームポットでの身元の公開、後者は開発環境のSSを添付…と捏造とは思えない証拠を引っさげての暴露で、大炎上の様相を呈する惨状となった。この詳細については以下のリンクが詳しい。

 FEZ 暴露まとめ

 …で筆者はというと、短剣スカウトで門破壊の職人をしていたが、修理職セスタスの導入で職を失い、今度はセスタスに転職してレベル40まで上げたものの今度はゲームそのものに飽きてしまい(5年もやっていればそろそろではあったが…)、現在絶賛放置中である。2chのスレッドは見ていたので放置後の凋落も眺めており、今回の炎上ではさすがにやるせないものを感じている。しかし、もう以前のようにこのゲームで楽しむことはできないだろう(運営云々とは必ずしも関係なく)。



JUNKMETAL
ときめきメモリアルONLINE
パンヤ
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by buisochan | 2010-03-16 12:43 | Windows  

ジャンクメタル

JUNKMETAL
メーカー:スクウェアエニックス/メトロ
 スクウェアエニックスが2004年4月に運営開始したMMOFPS・RPG。
 無限大公社とPOFの2陣営に分かれて戦闘を行い、同時にグールと呼ばれるMOB(特徴は目が赤い)とも戦闘して稼ぎ階級を上げマシンを強化していく。どこから弾が飛んでくるかわからない、他の国産ゲームにない殺伐具合が特徴。
 固定ファンを掴んだが、その殺伐さ(筆者が挫折したのもその口)や予定されていた『フロントミッションオンライン』(PS2/Win、同社)と微妙にかぶることなども関係したのか、プレイヤー数は伸び悩んだ。運営継続を求める署名運動なども起こったが、ついに2005年9月に運営を終了した。
 惜しむ声が今でも多い作品である。

 なお、今年になって署名運動が再開した様子。

 JM署名サイト
 FrontPage - JUNKMETAL継続委員会

-----------ここまで2006/03/02-------------

 書き忘れていたのだが、2009/12に行われたゲームポットフェスタ2009で「巨大ロボット物の国産MMO」が隠し玉の新作として発表された。
 どう見ても『JUNKMETAL』を思い出さざるを得ないイメージCG、また、開発プロデューサー名とされている「G」氏も、当時のスクウェアエニックス第10開発事業部チーフプロデューサー・五井智久氏のことではないか…と様々に噂されている。
 正式発表はまだだが、あの世界が再来することを望むファンは少なくない。折しも残念ながら同胞である『疾走、ヤンキー魂。』の運営終了が決定してしまったが、その失敗も踏まえて、入念な準備の上での吉報を期待したいところである。
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by buisochan | 2010-03-15 02:32 | Windows  

しっそうヤンキーだましい

疾走、ヤンキー魂。
メーカー:スクウェアエニックス/ゲームポット(運営)/thinkArts/エレファント・エンタテインメント(制作)
 スクウェアエニックスが発表した、ヤンキーの生活を満喫するMMORPG。通称「ヤン魂。(やんたま。)」。
 世界に類のない題材だったが、それ故プレイヤーも限られ、また運営もトラブル続き。結局正式運営になっても課金無料の状態が続き、発表から約1年半後の2004年12月28日にサービスを終了した。
 公式祭斗(サイト)はまだ残ってるので、雰囲気だけは今でも味わえる。

 ちなみに筆者は、ベータ初日のログインゲームをズンドコズンドコ――ログインに失敗するとズンドコズンドコBGMが鳴った後に終了する――楽しんだ後、街中を自転車で走り回り、コンビニの店頭でヤンキー座りしながら「超うぜー」とか無意味な会話を楽しんで十分満足したので、とっととアンインストールしてしまった。

--------------ここまで2005/11/17--------------

 2007/06/13、突然、スクウェアエニックスからゲームポットへの運営移譲が発表された。
 喜んでいる者がどれだけいるのか正直筆者には量りかねるが、実は一番喜んでいるのは『JUNKMETAL』(Win、スクウェアエニックス/メトロ)のプレイヤーかもしれない。一筋の光が見えたのだから。


 JUNKMETAL

--------------ここまで2007/06/24--------------

 制作にあたるthinkArtsの開発実績を見たところ、企画制作を担当したひとつのゲーム名があった。その名は『THE 地球防衛軍タクティクス』(PS2、D3パブリッシャー/thinkArts)。名作『THE 地球防衛軍2』(PS2、D3パブリッシャー/SANDLOT)の平行世界作品であるが、あまりの出来に黒歴史とされた作品――。

 だからどうしたというわけでもないのだが、なんていうか、あー、うん、…。

--------------ここまで2007/08/18--------------

 紆余曲折を経て2008/12から正式運営をしていた『ヤン魂。』であったが、開発のトラブルは続き、thinkartsは解散。後を受けて開発をしていた(開発メンバーの一部も移籍していた)エレファント・エンタテインメントも2010/01に倒産し、ついに再び、2010/04/28をもって運営の幕を下ろされることが決定した。
 第1期では2Dであったグラフィックが第2期では3Dになりクライアントの重さ・大きさが比較にならなくなってしまったり、第1期の要素がごっそり抜けてしまったり、禍根の残る開発体制だったことが4Gamerのインタビュー記事で明らかになっている。残念なことである。

  「今回は僕が加害者です」サービス終了が発表された「疾走、ヤンキー魂。」プロデューサー,安藤武博氏が口を開いた (4Gamer.net)

 復活が噂される『JUNKMETAL』ではこのようなことが起こらないことを祈りたい。
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by buisochan | 2010-03-15 02:08 | Windows  

リンネ

RINNE
メーカー:日本ファルコム/ソフトバンクBB
 現時点でのファルコム最新作であるこのゲームだが、じつはボーステックから発売されていた『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』のシリーズである。4gamerで公開されているムービーにはMARX・Heaven・Alien・Hell各陣営や、『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』の主人公及びヒロインの姿も見られる。してみると解散したボーステック開発は事前にファルコムに吸収されていたか、解散前にソフトが完成していたのに放置されていたか、そのどちらかだと思われる。(後述)

 なお、ストーリーは『2』からはるか未来、Hellも滅亡しMARXしか残っていない世界で、過去のDNAなどから世界を再現した仮想世界の探索を行う、というもの。(小説でいうと鈴木光司氏の「ループ」に似ている)

 また、この作品自体は2002年にはすでに完成していたらしく、『2』本編内で予告されたままなんらかの理由で発売されなかった3を微調整し、ファルコムとソフトバンクBBが再度世に出した形のようだ。(…と思っていたら、RINNE.EXEをエディタで見ると「Relics4」の記述があるのだ(2ちゃん情報をさらに確認)。つまり4作目ということだろうか?)
 本編中では今回追加されたと思われるドーラ・ドロンシナリオのほかにもファルコムキャラが登場し、また「falcom/bothtec」記載も見られることから、もともとタイアップ企画として開発されていた可能性もある。

 しかし前作で「スピリットライド」と呼称されていたこの作品のキモである憑依は、「ボディスナッチ」という呼称に改められている。タイトルにも『RELICS』を含んでおらず、4gamerにおいて『RELICS』との関連について全く触れられていないこともあり、ボーステックの『RELICS』からはなんらかの理由で距離をおきたいのかもしれない。


 また、前作まで「HEAVENの建造物」「レリクスポイントの建造物」「地下施設」とそれぞれタッチは統一されていたのだが、今作ではごっちゃになってしまった。また、メインとなるキャラクターの大きさが大きくなり、地形はまったく変わらないため、地形が妙にちゃちにみえるようにもなってしまった。その為、世界観を満喫するためにプレイする最初の作品としては少々心もとない部分も存在するが…。音楽もJDKだし。

 ところで。このゲーム、ファルコムのサイトには全く載っていない。名曲「LA VALSE POUR XANADU」が流れ、キングドラゴンが登場し、ドーラとアレス(『ブランディッシュ』)が登場するにもかかわらず、だ。『月影のデスティニー』(Win、ソフトマックス/日本ファルコム)ですら載っているというのに…。このまま黒歴史として忘れ去られていくのだろうか。

-----------ここまで2005/11/10--------------

 2009/10/7に2ちゃんねるRINNEスレッド(http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/game/1114684623/)に降臨した2ndBirth制作スタッフ氏の言によると、3作目は3Dで、MARXやHELL、HEAVENなどの勢力は受け継ぐものの背景設定(レリクスポイント、空中庭園など)は全く違ったものになる予定だったとのこと。そして予想された通り4作目だったRINNEには関与されてない、とのことだ。

RELICS
RELICS -The recur of "ORIGIN"-
RELICS -The 2nd Birth-
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by buisochan | 2009-10-07 21:56 | Windows  

けいじだいだげき・きたのちょうせん

刑事大打撃~北の挑戦~
メーカー:ファミリーソフト
 ファミリーソフト公式に「SONY VAIOのダウンロードサイトにて 2005年9月8日 『刑事大打撃~北の挑戦~』 発売決定!! 詳細は後日発表致します。 ※対応機種:VAIO PC」と書かれている謎のソフト。多分これのことなのだろうが、もしかしたら別のソフトなのかもしれず、どこまでネタかわからない『大打撃』のことなのでリアルタイムで公式を見てなかった筆者にはわからない謎。とりあえずVAIO関係のサイトでも見つからなかったし…。(*)

*どうやら同一ソフトの模様。

---------ここまで2006/03/21-------------

 プレイ動画視聴の機会を得た。価格相応かというと微妙だが、なかなか楽しめた(ACGなどのようにプレイヤーごとの差異が出ないAVGのプレイ動画公開という行為について思うところがないではなかったが)。

 港町のゴミ処理場で死体が発見された。残されたダイイングメッセージは「チンコ」。そしてその死体の股間にはバスケットボールが括り付けられており、手には腐敗したチンコを握っていた…という導入。

 基本的に「お下劣不謹慎パロディ満載、でも推理AVGとしての体裁は一応取れている」という点でも前作とノリは一緒だが、立ち絵が多くイベント絵は少なめ、しかし大打の偏執的なモノローグ(ボイス入り)が膨大な量となっている。全てのボイスを聴いてプレイをしようとするとプレイ時間はおそらく7時間を超える。
 また、オウム・ライフスペース・パナウェーブネタなどがそのうち1時間以上を占め、オウムなどは実名で指名手配犯なども登場する。これについてはブラックユーモアと笑って済ますか不謹慎とするか、評価が大きく分かれるところだ。筆者としてはギリギリかなぁと思っている。なお事件の黒幕もぶっちゃけサブタイトルから「の」を取った所で、これもまたなんというか今回一貫しているなぁという感じではある。そういえば前回「デイズニーランド」「ポロライド」などと一部変えてあった固有名詞も、今回は「ディズニーランド」「ピカチュウ」など命知らずにもほぼ全部実名だ。
 それから、新システムとして「ワードバトルシステム」「便意メーター」が実装されているが、前者は結局のところスロット式乱数戦闘システムであり、後者はわざとやらない限りどうしても漏らすような事態にならない(それまでにトイレに行く機会が必ずある)ため、少々消化不良である。

 なお、前作で予告された『地獄刑事の挑戦』との関連について。地獄刑事こと阿久野澄香(あくのすみか)が平然と登場し大打が澄香を毛嫌いする理由やそもそもの出会いもうやむやに扱われていることから、『地獄刑事』を未発表作品として今回4作目か? …とも思われたが、予告にあった「堂賀理沙の保谷署時代の話」が今作中で描かれているため、雑誌広告マンガなどで既にファンには知れ渡っている澄香の登場部分を端折って再構成したのかもしれない。
 ちなみに理沙の後任というある意味かなりの重責を担うことになった中森暁子(なかもりときこ)だが、かなり健闘していると思う。東大法学部出のキャリアという肩書に早くも傷が付いてしまったのは気の毒ではあるが…。

 ついでに、今作では大打はシーモンキーを飼っていない。全て死んでしまったとのことで、ベランダには無数(前作時では3624匹飼っていた)の墓がある。


 無敵刑事大打撃
 無敵刑事大打撃~史上最大の犯罪~
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by buisochan | 2009-08-06 13:49 | Windows  

シールオンラインプラス

シールオンラインプラス ← ほのぼのSeal Online ← Seal Online RELOAD ← Seal Online
メーカー:Grigon Entertiment/YNK Japan/Kespi/Excite
 筆者のプレイしているMMORPG。直感的なインターフェイス・操作性、デフォルメの効いたマップ・キャラクター、多少のKBとマウスを使用する単なるクリックで終わらないゲーム性など、筆者のプレイしてきたオンライン(M)MOの中ではもっとも使い勝手がいいもののひとつだ。初心者もすんなり入っていけるだろう。

 ただ、正式運用から約2年経過し、一時期は月額課金が2000円と高めなのもあってプレイヤー数は少なめで、特に3サーバは閑古鳥が鳴いていた。しかし、2005/12/1より基本無料・アイテム課金のシステムに代わり、プレイヤーは増加した(爆発的にとはいえないが)。
 また、秀逸なキャラクターのデフォルメ・アバターは実は『デュープリズム』(PS、スクウェア)の模倣に近く、実際グリゴンの開発する次回作『Qring』は『ぐるみん』(Win、日本ファルコム)に酷似している。また、『シール』『Qring』のマスコットキャラクターである「ローターラビ」は原田たけひと氏のマスコットキャラクターとほとんど同一(歯の形だけ違う)。――と、ビジュアル面でのオリジナリティは正直噴飯ものでもある。筆者も実際友人が多数移住しなかったらやらなかっただろう。

 しかし、ゲームとしてのバランスはすこぶるよく、これに慣れると他のMMOがただのクリックゲームに見えてくるのもまた正直なところだ。世界観やストーリーもなかなかよく、国産ゲーム(『PSO』『FFXI』など)には完成度の点で及ばないものの韓国ゲームとしては非常によい出来だ。これは前作『シール~運命の旅人』(Win、GARAM&BARAM/EA)の存在が大きい。(もっともこれ自体もFFの焼き直し的造りではある)

 残念ながらグリゴンからは開発者がかなり流出しており、当初の開発者は昨年時点で3人、現在では不明だが、ほとんど残っていない。(一部は『ローズオンライン』(Win,Gravity/Triggersoft/フェイス)の初期開発に行ったとのこと)
 また、開発の引継ぎもうまく行われなかったようで、バグ修正の遅さ・アップデートのユーザー希望との乖離・ドロップアイテムのゲームバランスの韓国と日本での希望の違いの無視など、Kespiが折衝に善戦したものの社長も退任し(実質解任だろう)、その意味では不安のあるゲームではある。
 ゲーム自体は秀逸、しかし開発・運営に大きな問題あり、といったところか。

 なお、関連ゲームとして大容量iアプリ版『シールオンラインi』(同社/WebDoJapan)と、2006/4/28発売予定で現在はオープンβ中のオンラインカードゲーム『シールオンラインTCG』(Win、同社/サミーネットワークス)がある。

------------ここまで20060317----------------

 2006年6月の大規模アップデートに際して、バグアイテムによるバグセゲル(Gold)・上位装備への装備化け・大幅な文字化け・クエストの全面進行停止などの大幅なバグが発生。
 しかしその対応策として行われた巻き戻しでは、1・3サーバでは巻き戻しが起こらず、2サーバのみ告知された1日どころか半月巻き戻るという前代未聞の不具合が発生。そしてその対応策が「巻き戻し以前の状態に巻き戻す」(=装備化け・バグセゲルに対する対応の放棄)というとんでもない事態に陥った。
 加えてそれ以外のバグは完全放置、告知も一切なし、ついでに公式4コマ漫画の作者への連絡途絶なども発覚した。また大量実装されたアイテムもドロップ率はごく低く、これまでのドロップ率への不満もあってユーザーの怒りが爆発。

 いつ自分のプレイが無効化されるかもわからず、バグで大金を得たプレイヤーが黙認される…という状態となり(一時期の『ラグナロクオンライン』(Win、Gravity/ガンホー・エンターティメント)でも同様のことが起きたが、アクティブユーザー数が比較にならないためなんとか収まった)、プレイ自体が無意味であると感じたユーザー――廃人と称されるプレイヤーのほとんどを含む――の大量離脱が起こり、古株のプレイヤーにとって事実上このゲームは崩壊した。

-----------ここまで20060701---------------

 今はプレイしていないこのゲームだが、その後アップデートも定期的に行われ、およそ順調と言ってよい運営になっているようだ。また、いつのまにか『シールオンラインRELOAD』から『ほのぼのシールオンライン』に再度名称変更をした模様。『トリックスター』→『トリックスター+』→『トリックスター0(ラブ)』もしくは『トリックスターLove』(Win、ジークレスト/Ntreev Soft)といい、最近のこのへんのゲームはサブタイトルの変更が流行っているらしい。

-----------ここまで20071202---------------
 
 いつのまにか『ほのぼのシールオンライン』から『シールオンラインプラス』にまた名称変更を行った模様。
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by buisochan | 2009-08-06 12:40 | Windows  

ヴァンガードプリンセス

ヴァンガードプリンセス 先陣の姫君
メーカー:生存確認
 6/30に公開された対戦格闘ACG。『2D格闘ツクール2nd.』(エンターブレイン/OUTBACK、Win)で製作されている。

 元ゲーム開発者というスゲノトモアキ氏が音楽以外ほぼ一人で、およそ3年半、今年に入ってからは土日祝なしで1日16時間作業で仕上げた…という途方もない力作。
 ゲームのほうも無名ながら途方もない出来で、作者がYouTubeにアップした動画(1,2,3,4)などから口コミで大きな話題となっていった。肝心のゲーム本編も、美しい(ある意味官能的な)ドット絵、滑らかなキャラクターアニメーション、2on2(というかひとりがサポートキャラ)の練られたゲーム性、爽快なプレイ感…と、業務用が大ヒットした『MELTY BLOOD』シリーズ(TYPE-MOON/渡辺製作所/フランスパン/エコール・ソフトウェア、Win/AC/PS2)、『Fate/unlimited codes』(Type-Moon/エイティング/カプコン/キャビア、AC/PS2/PSP)、『アルカナハート』シリーズ(悠紀エンタープライズ/エクサム、AC/PS2)等の一線級2D対戦格闘ACGにも負けじと劣らぬ出来が巨大な旋風を巻き起こしつつある。

 才能にしろ努力にしろひとりでもここまで出来るのか、また2001年に発売されたツール(但しパッチは当てられてきている)でもこのクオリティを出せるのか、と多くの衝撃を各方面に与え、発表後数日にして各種ニュースサイトなどでもその「スゴさ」が報じられている。

 「ツクール」だけでここまでできる!! インディーズゲーム界を震撼させた「ヴァンガードプリンセス」って? -ITmedia
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by buisochan | 2009-07-10 01:14 | Windows  

あいとゆうきとかしわもち

愛と勇気とかしわもち
メーカー:カタテマ

 フリーの回転連鎖系消しモノPZG。ゲージの減る速度が加速度的に上がっていくので、速度が遅いうちに連鎖の仕込みを行っておき、速くなったところで連鎖を開始してゲージを回復させる…という独特の攻略が重要になる。らしい。

 …「らしい」なのは作者がこの手のパズルは『メガパネル』(MD、ナムコ)(要は『パネルでポン』(FC/SFC、任天堂))以外苦手としているためで、10連鎖くらいなら何とかできるのだがゲージの回復がうまく出来ずにあっという間に終わってしまうからである。うまい人の動画を見ると、連鎖の種(1回回せば連鎖する塊)をひたすら見極める…というのがコツらしい。ちなみにニコニコには505連鎖の動画が挙がっている!


 なお、このゲームは実は「入院している『あいちゃん』が夢の中で行っている(正確にはそれをプレイヤーが背後霊宜しく操っている)」ゲームということになっている。ゲームオーバーになるごとに少しずつ進んでいくストーリーは得点に応じて変化していき、高得点を取れば元気になったあいちゃんに会えるらしい…が、筆者はいつもエンド4→バッド一直線(´・ω・`) (後注:じつはその先がある模様)
 夢の中で会える男の子の正体もストーリーで変わるのかな?

 ちなみにバッドエンドの後味が半ば都市伝説化したのか、「ニコニコ動画」などで広まっている「検索してはいけない言葉」のひとつに「愛と勇気とかしわもち」が挙げられている。

 ニコニコ大百科「検索してはいけない言葉」
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by buisochan | 2009-06-17 07:50 | Windows  

ネットマーブル

NetMarble
メーカー:CJインターネットジャパン
 韓国では人気1位のゲームポータルの日本版。なおCJインターネットジャパンは韓国ネットマーブル社とソフトバンクの合弁会社。
 しかし、『ハンゲーム』より規模がかなり小さく、遊べるゲームの質も(麻雀やパチンコをやったぐらいだが)及ばないため、日本での人気は今ひとつ。多少オリジナルタイトルもあるので、その拡充が今後の課題だろう。
 ちなみに、『まちがい探し』は『ハンゲーム』にもあるのだが、こちらのほうが異常に難しい。正解も表示されないため、満点を取るのは至難の業。

ハンゲーム

---------ここまで2006/2/7------------

 久々にアクセスしたところ、無料ゲーム群が全くなくなりただのオンラインゲームポータルになっていて驚いた。検索してみたが特にそれらしいニュースは見当たらず、切り替え時期の特定は今のところ出来ていない。
 『Jgame』『SEGA link』などの同様ポータルが物凄い勢いで減っていた中、韓国最王手といえどハンゲームとの両立は難しかったか。なお同様ポータルの中『NEXON』はなお健闘中である。応援したいところ。
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by buisochan | 2009-04-04 14:40 | Windows  

ヒーローズインザスカイ

Heroes in the Sky
メーカー:GameUS(開発)/JC Entertainment(運営)/JC Global(ローカライズ・運営)/NHN Japan(運営提携)
 JC Globalの自社サイト及びハンゲームで正式運営が開始された、フライトシミュレーター風MOACG。

 操作は基本フライトシミュレータと同様ASDW移動なのだが、失速やら姿勢制御やらは全て自動化されているため、『ACE COMBAT』シリーズ(PS/PS2/XBOX360)以上に軽快に空を飛びまわることが出来る。ミッションのテンポも最初はとんとん拍子に進めるため(1面だけなぜか他より難しい)、空を飛ぶことに憧れがあるなら病み付きになること間違いなしだ。グラフィックも韓国ゲームとしては珍しく洋ゲー風で、選択しうる機体の数もサービス開始時にしてはそこそこ多い。

 もっとも、初級戦場を卒業するあたりから、レベルアップに必要な経験値や、敵そのものの固さなどに韓国ゲームのいつものテイストが見えてくる。ここはがんばって先に進むか、それとも気分転換に数戦だけするプレイスタイルに移行するか、どちらかの選択を迫られるだろう。筆者は後者を選んだため、レベルはまだ20そこそこだ。しかしそれで満足している。
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by buisochan | 2009-03-15 17:17 | Windows