カテゴリ:PC-8801/mkII/SR/FH( 178 )

 

コズミックサイコ

COSMIC PSYCHO
メーカー:カクテルソフト
 現代の若者が突然未来世界に跳ばされてしまう…という異世界もの18禁AVG。
 だが、このゲームはシナリオがよく練られていて、どんでん返し有り、伏線有り、涙有りと飽きさせない。当時の18禁ゲームのシナリオにはなかなかこのレベルのものはなかった。
 なお、ゲーム内にはミニゲームとしてSTGパートが存在するが、この出来はごく普通だった。単体としては非常に物足りない…が、メインはAVGなのでかまわないだろう。
 原画は林家ぱー(現・林家志弦)氏。当時としては綺麗なグラフィックだったが、個人的には少々色キチに見えた(カクテルはみんなそうだが)。苦笑。

 なお、BGM及びアレンジ版を収録したCDが付録。音源はサウンドボード2版を収録している。

--------ここまで2005/06/23---------------

 世間では世界初の泣きゲーは『かわいそう物語』(PC98/88VA、システムソフト)ということになっているような気がするけど、かわいそうなのは主人公の扱いで、純粋な意味での泣きゲーはこれが最初のよーな気がしてきた今日この頃。『マブラヴ』(Win、áge)の源流はここじゃないかなという気がする。

 マブラヴ
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by buisochan | 2011-03-18 04:20 | PC-8801/mkII/SR/FH  

カレイジアスペルセウス

COURAGEOUS PERSEUS
メーカー:コスモスコンピューター →(18禁ブランドのひとつとして)RISE → Circus
 『ハイドライド』(88/X1/FM7/MSX/P6mkII/MSX2/98/MZ2000/2500/FC(『II』の魔法要素を取り入れた『ハイドライドスペシャル』)/MD/X1turbo/Win/携帯電話、T&Eソフト/キャリーラボ(MZ20/25))/ブラザー工業(X1t)/東芝EMI(FC)/ボーステック(携帯))や『ドラゴンスレイヤー』(88/X1/FM7/MSX/98/スーパーカセットビジョン/GB/SS、日本ファルコム/スクウェア(MSX)/エポック社(SCV))に先んじて開発されたARPG。発売自体は1985年にずれ込み、1984年末に発売された両作品の後塵を拝することとなった。X1、FM7などでも発売された。
 (正確には『ドラゴンスレイヤー』は『ローグ』タイプのターン制RPGで、完全ARPGになったのは『ザナドゥ』から。そのため、世界初のARPGは『ハイドライド』である…余談) 

 ギリシャ神話をモチーフにしたゲームで、主人公ペルセウスとなり魔物の島を冒険する。ARPGとは言っても最初に倒せる敵は1種類だけで、その種族を(ほぼ)全滅させると次の種族が倒せる強さに成長しているため、次の種族を探し全滅させる→その繰り返し、がゲームの手順となる。他の種族に対しては体力を削られるだけなので(ちなみに時間や無駄な動き(壁に向かって突進するなど)でも体力は消費される)、一度戦ってみて敵わなかった種族についてはどれだけ体力を削られたかを記憶し(それがその種族の強さの目安になる)、あとは逃げ回ることになる。敵の動きはランダムなので、まめにセーブロード(ディスクとメモリー上の2箇所にセーブできる)を繰り返して体力を温存することが鍵になる。島は複雑な迷路となっており、いかだやワープポイントを駆使してマップを記憶することが攻略には必須だ。

 十二星座のアイテムを全て揃えるか、3人の女神を全て救出するかでエンディングが分れる…のだが、十二星座のひとつであるカニがラスボスであるドラゴンに次ぐ強さであり(ちなみにカニ出現時にいかだがかすると転覆して即死する)、ゲームシステム上カニと戦うまでに女神を2人救出してきているはず(女神の出現条件が「特定種族を倒すこと」で、さらにはカニまでには他の種族を全滅させている)なので、最後に戦う敵がカニなのか、メデューサ経由ドラゴンなのかの2択によって実質的にエンディングが決定される。

 女神エンディングは画面上の演出があるが、十二星座エンディングはメッセージが出るだけなので非常にあっけない。また、コスモスコンピューターのゲームはPSG搭載機種であっても基本的にPC88のビープ音をそのまま移植するため、X1などでプレイしても非常に淡々としたゲーム展開となっている。…このように演出面で非常に損をしているゲームではある。またゲームシステム上1回解けば2回目のプレイは完全に作業になってしまうので、一応は繰り返し遊べる後続の『ハイドライド』『ドラゴンスレイヤー』の陰に完全にかすんでしまった悲運のゲームでもある。コスモスはこういうところが下手だったなぁ…。


 ちなみに『ハイドライド』の内藤時浩氏は非常のこのゲームのことをライバル視しており、「(ハイドライド開発中にカレイジアスペルセウスのことを知り)ハイドライドプロジェクトは終わった」、「カレイジアスペルセウスがもう少しグラフィックが綺麗だったらハイドライドは負けていた」などのコメントを残しているとのこと。

 なお「種族を全滅させると次の種族が倒せる」というシステムは、AVG『魔界王』(X1/X1turbo、パスカルII/ボンドソフト)の3Dダンジョン面でも採用されている。


 ハイドライド
 ドラゴンスレイヤー
 魔界王
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by buisochan | 2010-08-08 13:55 | PC-8801/mkII/SR/FH  

イミテーションシティー

IMITATION CITY
メーカー:データウエスト
 データウエストのAVG第3弾。要はブレードランナー。
 登場キャラクターの肩幅がやたらに広く、当時「全員吉川晃司」と言われた。
 ラスボスに勝てる条件が不明だった。プロテクトという説もあるが、製品版で筆者は(攻略の通りにプレイしても)勝てなかった。

 作者はアルバイトのイシイジロウ氏(原画も)。しかし氏はこのゲームの制作で当時の技術・現場環境に限界を感じゲーム作りの意欲を失い、一時リクルート関西支社に就職。しばらく職を変えた後、『SPACESHIP WARLOCK』(Mac、REACTOR)に出会い「ようやく自分の作りたいゲームを作れる時代がやってきた」とゲーム業界に復帰。『MA-RI-A~人形館の呪い』(Win/Mac、ポニーキャニオン)、『Little Lovers』(Win、日経映像・NTT出版)などを制作した(詳細は「イシイジロウインタビュー」に)。現在はチュンソフト在籍(代表作は『428~封鎖された渋谷で~』(Wii))。(後注:2010/春、レベルファイブへ移籍とのこと)

 なお、その後グレイト名義のエロゲーとして『イミテーションは愛せない』がリメイクされた。こちらは大名作。ただしイシイ氏の関与はおそらくないと思われる。
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by buisochan | 2009-04-16 00:28 | PC-8801/mkII/SR/FH  

だい4のユニット2

THE 4TH UNIT 2 → 後に THE 4TH UNIT ACT.2 First Mission( 『Linkage』(TOWNS))
メーカー:データウエスト
 かなり売れた第2作。ライバルキャラ「ダルジィ」、後ににセスとくっつく「滝沢」が登場。
 この頃はBS-1「ステラ」、BS-2「スドォ」、BS-3「ブロニー」と来てBS-4「ブロンウィン」(以下BS-5「アッシュ」、BS-6「セス」)という設定だったように見えるのだが、後のシリーズでは変更されてしまった。
 ストーリー的にも破綻が少なく、ボリュームもある。シリーズでは一番いいんじゃないかと思う。

------------ここまで2005/11/1--------------

 原画は前作に引き続き薬師寺健雄氏とのこと。

WYATT
MERRYGOROUND
D-Again
Zero
デュアルターゲット
第4のユニット
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by buisochan | 2009-04-15 23:39 | PC-8801/mkII/SR/FH  

だいよんのゆにっと

第4のユニット THE 4TH UNIT
メーカー:データウエスト
 データウエストを一気に大きくしたギャルAVG。きれいなCG(画面は小さい)とSF的設定が魅力。操作性はあまりよくない。

-------------ここまで2005/6/21----------------

 なお、原画は当時アルバイトの薬師寺健雄氏とのこと(原作も担当したらしい)。おそらく『探検隊シリーズ第2弾 魔境アマゾンの奥地に黄金伝説を見た』や『Invitation』、『Memories』もそうだと思われる。長いアルバイトだったんだなぁ。

WYATT
MERRYGOROUND
D-Again
Zero
デュアルターゲット
第4のユニット2
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by buisochan | 2009-04-15 23:38 | PC-8801/mkII/SR/FH  

フィードバック

FEEDBACK
メーカー:テクノソフト
『2001年宇宙の旅』以来の同社ゲームの中で、このゲームだけ全く思い出せない。どんなんだっけ…。

-----------ここまで2005/06/21------------

 『サンダーフォースVI』(PS2、セガ/テクノソフト)発売後の阿鼻叫喚祭りを読んでたらテクノ社長の人格話繋がりで唐突に画面写真を入手。

 おてくの

 はー、、まぁ、その……なるほど、ねぇ。ちなみにコレ書いた方は現在東証マザーズ上場の某社取締役さん、人に歴史ありとはよく言ったものです。です。

 …でもやっぱり肝心の内容は思い出せないのであった。


 タイトル名は不明です。(トップから上記テキストへのリンクは削除されている)
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by buisochan | 2008-11-03 01:47 | PC-8801/mkII/SR/FH  

パラディン

PALADIN
メーカー:ボーステック
 BEEP音でしゃべるARPG。横画面はボーステックらしく地味。『ザ・キャッスル』『デーモンクリスタル』などの『ドルアーガの塔』追従(ついじゅう)ゲームの1つ。
 ちなみに作者は、「ラブひな」「魔法先生ネギま!」で有名な赤松健氏。

--------ここまで2005/7/3--------

 そんなわけで、ACメルマガ(「EGG」などの運営をしているアミューズメントセンターが発行しているメルマガ)を以下引用。

┏…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━┓
            ■□ EGG ちょっといい話 □■
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━┛
 今回はコピープロテクトがらみの裏技を。ゲームには不正コピーを防止するため
に、コピープロテクトがかけられていますが、昔のコピープロテクトにはユニーク
な物が多かったものです。たとえばゲームは起動するものの、肝心な場面でアイテ
ムが手に入らないとか、レベルが上がらなくなるとか……。
 そんな中、声で警告するなんてプロテクトもありました。それはボーステックの
『パラディン』(PC-8801)。本作ではコピー版を起動すると、「あーこのソフト
は魔力によって守られている! 4800円出して新しいのを買ってくれたまえ!」と
言われちゃうんですね。これ、どきっとした人もいるんじゃないでしょうか。
 さて、ここでEGG版じゃそんなこと再現できないじゃん! と思う人もいるかも
しれませんが、実は再現できるのです。ゲームを起動するときに「k」を押したま
まにしておくと、前述した「あーこのソフトは……」と音声が鳴るんですね。
 ぜひとも! というほどの裏技ではありませんが、興味があれば試してみてく
ださいな。ところで、この声って誰なんでしょうかねぇ。

引用ここまで。

――最後の「誰か」はおそらく赤松健氏で、ライターの方もわかった上でこう書かれている様子。
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by buisochan | 2008-06-06 22:23 | PC-8801/mkII/SR/FH  

ソーサリアン

SORCERIAN
メーカー:日本ファルコム
 キングレコードからファルコムレーベルで発売されたサントラには(発売時期の関係で)拡張シナリオ1までPC8801版が収録され続けた。しかし実は他にOPM対応のX1版やボード2相当の88VA版があって、そちらの音に魅入られたファンは「ソーサリアンはそんなもんじゃないんだ~!」と悲痛な声をあげ続けた。…ちなみに筆者のこと、特に「メジャーデーモン」!o(`ω´*)o
 なお、PC88版とX1・VA版では「ここで会えるね」のイントロが違う。

 また、このゲームでの最強の魔法「ノーイラテーム」(NOILA-TEM)はローマ字を逆から読むと『グラディウス2』(MSX、コナミ)の自機名「メタリオン」である。これは開発者がファンだったためだそうだ。ちなみにMD版では「ドラゴンスレイヤー」という名前に変更されている。このゲームドラスレ出なかったからなぁ。


 余談だが、勝手に移植されたX68版が存在するそうな。68ユーザーすごいなぁ…。

 ところで「アドル・クリスティンサーガ」をこのシステムで作ったらおもろいと思う。「アドル・クリスティン第15の冒険、南の島にくさい花を発見!シナリオ」とか。
 またさらに余談だが、実は、SSで出た『ディープフィアー』(セガ)というゲームは、見た目はバイオハザードだが中身のゲーム性は完全にソーサリアンである。嘘のようだが本当なのでファンはプレイしてみること。

 ちなみにソーサリアン自体はオンラインゲーム化がアナウンスされている。

 
 ソーサリアン追加シナリオVol.1
 ソーサリアンユーテリティVol.1
 ソーサリアン追加シナリオVol.2 戦国ソーサリアン
 ソーサリアン追加シナリオVol.3 ピラミッドソーサリアン
 ソーサリアン拡張シナリオ 宇宙からの訪問者
 ソーサリアン追加シナリオ ギルガメッシュソーサリアン
 セレクテッドソーサリアン
 ソーサリアン・フォーエバー
 ソーサリアン・オリジナル
 ソーサリアンオンライン
 ソーサリアンレジェンド


------------ここまで2005/6/21--------------

 ところで、このゲームではしばしばNPCからアイテムの受け渡しを頼まれるのだが、そのアイテムを相手に渡さずペンタウァに帰還すると(要するにネコババ)、通常では手に入らない非常に性能のいいアイテムを獲得することができた。そのため通常クリア以外に、ほしいアイテムの個数回分を何度もプレイする羽目に陥るプレイヤーが多数見受けられた。当時はやりこみ要素のひとつだったが、おそらく今やったら単調すぎてすぐ挫折すると思う。
 ちなみにモラル的にどうよ、ということなのかどうなのかはわからないが、拡張シナリオやMD版で同じことをすると全てハーブに化けてしまうようになった。(´・∀・`)
 
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by buisochan | 2007-11-26 07:20 | PC-8801/mkII/SR/FH  

ウルティマ4

Ultima IV The Quest of Avatar
メーカー:オリジン/ポニーキャニオン
 シリーズ第4作にしてポニーからは初の移植。
 当時「ウルティマ神話」があったが、これで初めてプレイした人間からは、あまりにも違う価値観に脱落者が続出した。また、操作性も非常に悪かったが、これはポニーの系列会社であるフジサンケイグループが主催したイベント「夢工場」に間に合わせるため急いだから、だという説がある。

 音楽が、短いながらも印象に残る。筆者は今でも耳について離れない(苦笑)。ソレレレミレドーミレドーソレレレドシラーラー、ソレレレミレドーミレドーレドシレドシラーソーソーソー。

 ※この曲ではないが、やはり耳から離れない曲としてロード・ブリティッシュ城のBGMがあったのだけれど、その曲が現在でも『UO』にて同じロード・ブリティッシュ城BGMとして使用されていることを知った。おそらくはI~III(の音楽再生可能なバージョン)でも使用されていると思われる。歴史の重みがそこにあったのだ。(余談ではあるが、実在人物としてのロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオット氏は『Ultima Online Renaissance(UOR)』(Win、EA、2000)発売に前後してEA/オリジンを解雇されている)

 ウルティマ
 ウルティマオンライン
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by buisochan | 2006-10-22 01:58 | PC-8801/mkII/SR/FH  

イース

Ys Ancient Ys Vanished Omen
メーカー:日本ファルコム/セガ/電波新聞社
 RPG史上に残る金字塔。当時「移動するだけでもワクワクする」というのが宣伝文句だったが、それに違わぬ内容に伝説となったARPG。
 なおOVA化されたが、非常に最悪な作画・演出に非難の嵐、心を入れ替えて作った出来のいい続編OVAもさっぱり売れないという悲惨なことに。でも初代も実はシナリオは良くできていたので、その後『イース・エターナル』リメイク時に下敷きにされた。筆者は画面を見なくてすむのでBGVとして愛聴した(笑)。なお、OVAを見た人間は「いぃ~す」と発音したがるので見分けることが可能だ!

 電波新聞社から出たX68版は、『サーク』のような微妙に等身の高い画面構成になった上、キャラクターが全員アメリカンテイストなリアルタッチになった。X68史に残る謎ゲーの1つ。

 ところで、セガ開発・発売のセガマークIII版。パソコン版ではないので本来この企画からは外れるのだが、実は全機種中もっともなめらかな動きを持つイース。全てがスムーズスクロールで展開する。キャラも1ドット単位で動くので、ホバリングする村人、気持ち悪いぐらいなめらかに蝙蝠が動くバジュリオンなど、見所は大変多い。ちなみにFM音源対応だった。

 もうひとつ、MSX版。このゲーム、なぜか異常にガクガクな動きだったのだが、これはプログラマがスプライトの存在を知らず、すべてグラフィックで動かしていたため…だそうだ。


 なお、後に『イース・エターナル』としてリメイクされている。

 イースII
 ワンダラーズフロムイース
 イース・エターナル
 イースII・エターナル
 イース・オリジン
 イースオンライン
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by buisochan | 2006-10-21 13:10 | PC-8801/mkII/SR/FH