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シールオンライントレーディングカードゲーム

Seal online Trading Card Game
メーカー:サミーネットワークス/ynk Partners
 『シールオンライン』(Win、ynk Japan)のリソースを使い、カードゲームに仕立てたゲーム。リソースの使い方はおおよそ『Phantasy Star Online Episode3 C.A.R.D.Revolution』(GC、セガ)と同じで、マップ(ロビーとして用いられる)およびアバターなどが主体。ちなみに『ラグナロクオンラインカードゲーム』(Win、ブロッコリー/Gravity)と同時期に運営が発表された。

 オンラインで得たカードを、実際に送ってもらえるというのが最大の売りだった。つまるところそれ以外の特長に欠け、オンラインカードゲーム流行の終焉とともに先細りし、2008/2/29をもって運営を終了することが決定された。なお、リアルカード送付の受付は2007/12/17で既に終了している。
 ところで『シールオンライン』への移行特典が設けられているのだが、特に目を引くのは、「ynkスタッフが実際に世界を案内する」というもの。メールで日時を申し込めば、リアルでスタッフ(GM)が付きっ切りで案内…とかなり思い切った内容だ。ゲーム自体の敷居も高くないので、カード要素こそないが、『シールオンライン』世界が好きなプレイヤーはスムーズに移行することができるだろう。

 ほのぼのシールオンライン
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by buisochan | 2007-12-29 18:28 | Windows  

としんふっこうデモンベイン

都心復興デモンベイン
メーカー:ニトロプラス
 『機神飛翔デモンベイン』の初回DX版に付いているおまけゲーム。
 要するに『シムシティ』シリーズ(Mac/PCAT/Amiga/98/X68/FM-TOWNS/SFC等、マクシス)の単純化版、というか初代『シムシティ』に近いSLG。但し、起こる災厄に対してそれを撃退するためのミニACGが4つ用意されている。
 デモンベインの戦闘によって焦土と化したアーカムシティを復興させる、というストーリー。

 人口が100万人を超えると出現する、とある建造物を配置するとエンディングが見られる。
 但しクリアデータをロードすればそのまま続行することが可能で、150万の壁を超える(140万からかなり厳しいゲーム進行となる)と記念アイテム的な建造物を配置することが可能になる(別にエンディングはない)。

 実際かなり単純なゲームなのだが、筆者は朝プレイを始めて(『飛翔』より先というのはどうなのか)、気が付いたら夜だった。ふしぎ!

 斬魔大聖デモンベイン
 機神飛翔デモンベイン
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by buisochan | 2007-12-22 04:46 | Windows  

きしんひしょうデモンベイン

機神飛翔デモンベイン
メーカー:ニトロプラス
 『斬魔大聖デモンベイン』(Win、ニトロプラス)もしくは『機神咆哮デモンベイン』(PS2、ニトロプラス)の続編である15歳以上向けACG付きノベル(選択肢はなし)。前作で歴史が書き換わったアーカムシティで魔導探偵を営む大十字九郎と魔導書の精霊アル・アジフが、新たなる怪異に巻き込まれるというストーリー。

 ボリューム的には前作よりかなり少なく、またストーリーの位置合いから言って、続編というより「劇場版」といった趣だ。グラフィックも進化しているが、使いまわしも多く、また描き下ろしキャラクターの顔が面長になっているのは好き嫌いが分かれるところだろう。
 しかし、前作の5つのエンディング全てを今作に繋げているのは見事と言うしかない。

 そして件のACG部分は、『バーチャロン』(セガ、SS/PS2/Win)や『アーマード・コア』(フロム・ソフトウェア、PS2/PS3/Xbox360)などのようなTPS式戦闘ゲームだ。もっともグラフィックの出来に対してゲーム自体の出来はそれなり(ちょうど『コズミック・サイコ』(88/98/X68、カクテルソフト)のSTG面のような感じ、喩えが古いが)で、あまりやりこむようなものではなかった。また筆者はこの手のゲームを非常に苦手としているため、ラスボスで相当手間取った(ラスボスに勝利またはイージーモードで3戦負けるとノーマルエンドへと進み、ラスボス勝利時に特殊コマンドを入れるとトゥルーエンドへと続くため)。しかしトゥルーエンドのボリュームはノーマルを圧倒しているため(内容自体はそれほど変わらないのだが)、なんとしてもクリアしたいところだ。

 それから、クトゥルー色もさらにアップしている。シリーズを読んでいれば、なぜあの彼/彼女が執拗に手を出しているのかがわかるはずだ。というか、あのレベルの神で、そういう戯れを行うのは彼/彼女以外にいないのだから。 


 そうそう、クトゥルー関係は青心社・国書刊行会・東京創元社(ラヴクラフト全集)・ホビージャパン/エンターブレイン/ケイオシアム(TRPG『クトゥルフの呼び声』)・etc.、と多くの翻訳がある。ラヴクラフトは「Cthulhu」という単語に(人間には発音できない名前ということで)音韻をあえて当てはめなかった為、続く作家たちもそれに倣い、読みを設定していない場合が多い。そのためクトゥルーはクトゥルフであったりクルールーであったりク・リトル・リトル(荒俣宏訳)であったり、「燃える三眼」「無貌の神」「這い寄る混沌」「闇に吼えるもの」ナイアルラトホテップ(「Nyarlathotep」)はナイアーラトテップであったりニャルラトホテプであったり、ビヤーキー(「Byakhee」)はバイアクヘーであったりする。この辺り、読者それぞれの記憶が、入ってきた入り口・通過ルートによって千差万別なのがちょっと面白い。ちなみにこのゲーム中にもその辺の遊びがスパイスとして入っている。

 斬魔大聖デモンベイン
 都心復興デモンベイン

 コズミック・サイコ
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by buisochan | 2007-12-22 04:26 | Windows  

ざんまたいせいデモンベイン

斬魔大聖デモンベイン
メーカー:ニトロプラス
 ニトロプラスが発売したノベル…というか選択肢が非常に少ない18禁AVG。世界設定をクトゥルー神話から採っているが、時代設定を戦前~戦中である一連のシリーズから、現代~近未来へと変更している。主人公・大十字九郎が在住するアメリカ・アーカムシティ(アーカムはクトゥルー神話の中心的都市である)で起こる怪異に巻き込まれていくというストーリーだ。(なお移植作として成年指定を解除した『機神咆哮デモンベイン』(PS2、ニトロプラス)が存在する)

 単に名称を借りるだけでなく、設定内容までかなり忠実に(またはそれを基にアレンジして)クトゥルー神話の設定(「旧支配者」「旧神」「外なる神」「魔導書」etc.)をなぞっているため、一連の知識が全くないと大いに面食らう。筆者は高校のころからちょっぴり齧っていた為(行きつけの図書館に青心社の「クトゥルー」、国書刊行会の「真・ク・リトル・リトル神話大系」が揃っていた)、なんとかついていくことができた。なお一連のガイドブックとして「図解・クトゥルフ神話」(新紀元社)あたりが非常に役立つだろう。
 もっとも、「字祷子」(あざとうす)という当て字に失笑したり、ハスターの扱いの低さに多少違和感を感じたりもするのだが。

 グラフィックは大変美しく描かれているが、3Dで背景やロボットなどを描写していて、輪郭線をあまり気にせず描いているようで、時々なにがどうなってるのかわからない場面なども登場する(この辺は続編の『機神飛翔デモンベイン』では修正されている)。
 またシナリオのボリュームはかなりのもので、またマルチエンディング(5つ+バッド2つ)であることもあり、オールクリアには15~20時間かかると思われる。もっとも、既読テキストのスキップやログ閲覧の機能もそこそこ充実しているので、プレイは快適だ。

 筆者は長年積みゲーとして保管していたのだが、気が向いたのでプレイしてみた。そして、かなりハマっている自分がここにいる。続編まで購入してるし。
 パッケージ販売のオフゲーとしては『RINNE』(Win、日本ファルコム/ソフトバンクパブリッシング)以来のプレイのような気がする。

 機神飛翔デモンベイン
 都心復興デモンベイン
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by buisochan | 2007-12-22 03:57 | Windows  

エコマジ

エコマジ! ~Ecole du magister~
メーカー:ゲームマーレ/BuddyGames(韓国開発)
 2Dグラフィックを用いたMMORPG。2007/7/31からオープンβが開始され、その後2007/8/16をもって正式運用となった。
 「魔法学園」という題材もあって、『ときめきメモリアルONLINE』(Win、コナミ)終了後のユーザーが一部流入し、ひと悶着あったらしい(『TMO』ユーザーはしばしば空気を読まず『TMO』でのコミュニティーや常識をそのまま持ち込もうとする為。同様のことは『ラブネマ』(Win、RED ENTERTAINMENT/中華網龍遊戲社群平台(台湾開発))でも起こった)。
 その後については(筆者が引っ越さなかったのもあって)2ch情報(11月末~現在)でしか知らないのだが、曰く「メンテなしバグフィックスなしイベントなしという末期MMOのお決まりパターン」(もっとも『ほのぼのシールオンライン』(Win、YNK JAPAN)のように復活するケースもある)…を経て、昨日2007/12/1、「12/29をもってサービス終了」というアナウンスが為された。理由は「BuddyGamesとの間で継続契約が出来なかった」とのことである。合掌。

 ただ、絶賛できる点がひとつある。それは、「正式運用後にユーザーが納金した金額全部を各ユーザーに返還する」という空前絶後の大盤振る舞い。おそらく後の事業への影響を鑑みての行為だと思われるが、この一点においてゲームマーレはMMORPG史に名を残すこととなるだろう。

 ときめきメモリアルONLINE
 ほのぼのシールオンライン
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by buisochan | 2007-12-02 04:09 | Windows